補助金と助成金の違いについて


photo by Valdimir Pstobit

「補助金と助成金の違いがよく分からない」

時々、そんなご意見を頂戴します。現在では、元来の慣例的な違いに加え
ボーダーレス化の影響もあり、両者の性格を備えた支援制度が増えてきているので
余計に分かりにくいのかもしれません。

補助金も、助成金も国や公共団体、その他民間の支援機関(財団など)が支給する
「返済義務の無い」お金のことです。管轄している機関が異なっているため、その名称
や正確に違いが出ています。

■原則的な違い

・補助金

管轄:経産省
時期:2週間~4週間など期間が短い
難易度:競争率が高く、必ずしも採択されるわけではない

・助成金

管轄:厚労省
時期:通年募集が原則
難易度:要件を満たしていればほぼ確実に受給可能

■注意点

・基本的に後払い
補助金、助成金は原則後払いです。補助事業を行う期間の資金の工面については
きちんと考えておきましょう。

・助成期間に注意
例えば助成期間が2015年9月~2016年3月だった場合、その前後の期間に発生する
費用は補助対象となりません。

・最終的な採択取り消しに注意
例えば受給要件に不正を行っていたことが後から発覚した場合や、事務処理をきちんと
行っていなかった場合、最悪の場合は採択取り消しになります。

両者の違いを知り、効果的な活用を行っていく事が重要ですね!

 

 

ところで、双子って可愛いですよね。お母さんはちゃんと二人の違いがわかっているんだろうなあ

すごいなあと思ってしまいます・・!

 

オススメの士業マッチングを依頼する
士業紹介をご希望の方はこちら
ご相談・お問い合わせはこちら
お問い合わせ
single-post