補助金初歩の初歩「創業補助金」その4


補助金初歩の初歩「創業補助金」その1
補助金初歩の初歩「創業補助金」その2
補助金初歩の初歩「創業補助金」その3


さて、前回は事業計画書のお話でした。覚えてらっしゃいますでしょうか?ご自分が審査官になったつもりで質問を書いてみるんでしたね。

質問、いくつか思いつかれましたか?

無事、質問が思いつかれたらあとは簡単です。
質問をいくつか項目別に並べかえて、【「質問!」は「答え!」である。】形式で書いていくだけです。

たまーに、事業計画書と書いてあるだけの大枠の申請書を見かけます。 そのような都道府県にお住まいの方は、徳島市の申請書様式が項目別になっていますのでそちらを参考になさっても良いと思います。 徳島市の事業計画書の例を挙げてみますね。 ………………

・実施する事業の内容(具体的に)
・ターゲット層の分析(対象市場)
・商品・サービス内容(セールスポイント)
・仕入れ計画・販売計画など ・取り組み・提供方法など
・想定される課題・問題点と解決策
・本事業の知識、経験、人脈、熱意
・その他特にアピールしたいこと

これらの項目を頭につけて書いていくと、頭の整理ができて楽かと思います。

事業計画書は、創業補助金の申請だけではなく、融資の審査にも必要になりますので1度は書いてみて損はないと思います!

が…最後にちゃぶ台返しのような事を申しあげるのですが、事業計画は確かに大事ですが、起業には勢いも必要です! やりたいと思った時が始め時! 当事務所のお客様も事業計画書なしで起業された方が、沢山いらっしゃいます。 但し、勢いだけで事業が保つのはよくて半年、短ければ3ヶ月です。

事業を長く続けるためにはやはり事業計画が大事です。 しかも必ずしも計画通りに行くとは限りません。 常に事業計画を見直す柔軟な頭を持ちましょう。 計画はあくまで計画ですからね! 次回は、創業補助金の申請に必要な収支予算書について書く予定です。 これも毎回、相談に来られる方が頭を悩ます書類です。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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