
NPO法人の設立、運営、ファンドレイジング(資金調達)のサポートを専門としている若林です。前回に引き続きNPO法人における補助金カレンダーの活用方法について紹介します。
計画と補助金とのひも付け
下の図は簡易的な年間カレンダーのイメージです。
たとえば4月末〆切の子ども教育関連の補助金があり、当年8月1日以降の活動が補助対象だったとします。この団体の事業には環境教育事業があり、その事業では夏休みに自然を体験しながら環境について考えるイベントが予定されているとすると、「このイベントをこの補助金にひも付けてみよう」という風にひも付けがしやすくなります。
補助金申請を考慮した事業の切り口
補助金の申請を考慮に入れますと「今まで大人向けのセミナーしかしてこなかったけど、子ども向けのワークショップにするのも面白いな」という、新たな切り口の発見につながるかもしれません。
補助金検索サイト
補助金は細かい変更はあるものの、大枠は毎年ほぼ同じということが多いです。
ですので、まずは過去の補助金を検索し、年間カレンダーを策定します。
次に公募中の補助金を常にサーチし続け、予定をフィックスしていきます。
過去の補助金と公募中の補助金を検索するのに、補助金検索サイトはいくつかありますが「みんなの助成金」はとても便利です。
ぜひこのような補助金検索サイトを活用して【補助金年間カレンダー】を作ってみてください!