今回のコラムはこんな方におすすめです。
・都内の事業者で新設備を導入して生産体制を強化したい方
・都内の事業者で新システムを導入して業務効率化を図りたい方
都内の中小企業を対象に、技術開発等に要する経費の一部が、東京都から助成される制度があります。それが「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」です。
今回のコラムでは、「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」についてお伝えします。
明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金とは?
受注機会や事業範囲の拡大などを通じ、中小企業の技術や経営基盤を強化して、都内産業の振興に資することを目的としているのが「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」です。
本助成金では、受注型中小企業(下請企業)が対象者として設定されています。
助成内容と取り組み例
東京都のホームページによると、助成内容は以下のとおりです。
「自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等に要する経費の一部を助成」
(引用:明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金|東京都)
東京都のホームページによると、取組事例は以下のとおりです。
「薄型化・小型化に向け、加工技術の精度向上を図る取組
生産ラインの見直しを図り、短納期化や低コスト化を実現するための取組
受発注を可視化するシステムを構築し、顧客対応力を向上させる取組
外部の技術指導によるサービス提供能力の向上に向けた取組」
(引用:明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金|東京都)
本助成金では、下請企業が「加工技術の精度向上やサービス提供能力の高度化を進める取組」で必要となる経費に対する支援を行っています。
ただし公式ホームページで紹介されている取組事例は、あくまで一例です。
ほかにもさまざまな取組が助成の対象になると考えられます。
申請区分と申請内容
「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」には、業種による区分と、規模による区分があります。それぞれの区分についても紹介します。
【業種による区分】
【規模による区分】
(参考:明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金 公募要領)
ただし本助成金の対象となるのは、原則として下請企業が行う技術開発にかかる経費です。
製造業であっても、一般消費者に提供される製品やサービスは対象外となります。
助成上限金額
明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金の上限額は以下2種類です。
こちらのコラムでは以上となりますが、他に
・「具体的に経費対象となるものを知りたい!」
・「採択されるにはどうしたらいいの?」
など気になる方はこちらのリンクから続きをご覧ください。