事業再構築補助金で採択されるためには、計画書の内容が重要です。
ただ、少しでも採択率を高めたいという場合は、審査の際に加点が得られる「加点項目」を取っておくことをおすすめしています。なぜなら、加点があると審査の際に有利に働くからです。
そこで今回は、事業再構築補助金における加点項目について解説します。
事業再構築補助金の加点項目とは
加点項目とは、事業再構築補助金の採択を決める審査の際に、審査に有利となるものです。
加点項目にあげられていた条件を満たすことで、加点が与えられるというものです。
採択の審査は、事業計画書の内容が中心になりますが、
加点をしっかりととっておくことで、採択の可能性を高めることができます。
事業再構築補助金における加点項目
事業再構築補助金において加点項目は以下となります。
また、現在、事業再構築補助金は受付を行っていないため、先日受付が終了した第11回目の公募要領をもとにしています。
・大きく売上が減少しており業況が厳しい事業者に対する加点
・最低賃金枠申請事業者に対する加点
・経済産業省が行うEBPMの取組への協力に対する加点
・パートナーシップ構築宣言を行っている事業者に対する加点
・再生事業者に対する加点
・特定事業者であり、中小企業者でない者に対する加点
・サプライチェーン加点
・健康経営優良法人に認定された事業者に対する加点
・大幅な賃上げを実施する事業者に対する加点
・事業場内最低賃金引上げを実施する事業者に対する加点
・ワーク・ライフ・バランス等の取組に対する加点
以上11個と多いですが、加点をとっておくと、審査の際は有利になります。また、加点の数に応じて有利に働くため、採択されたいという方はできるだけ多くの加点を取っておくようにしておきましょう。