ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業(大学発ベンチャー・一般枠)のまとめ


ベンチャー企業は多額の資本を必要としますが、金融機関からの評価が低いため、資金調達が難しく、事業撤退を余儀なくされることがよくあります。

 

この課題を解決するために、東京都が独自で行っている補助金が「ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業」です。

 

この補助金は、ゼロエミッション枠と大学発ベンチャー・一般枠の2種類がありますが、今回はゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業の「大学発ベンチャー・一般枠」について詳しく解説します。

1.ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業とは

ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業は、東京都内のベンチャー企業や中小企業が、資金・販路・人材などの潤沢な経営資源を有する事業会社(大手メーカー や商社等)とのオープンイノベーションによって、革新的な製品・サービスを事業化するための経費の一部を補助するものです。

 

大学発ベンチャー・一般枠の概要は、以下の通りです。

 

・補助率:最大2分の1以内
・補助額:1億円~3億
・補助対象テーマ:革新的な製品等に関する技術開発(AI, ロボティクス、情報通信、ものづくり、エネルギー等)

2.ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業の具体的内容

補助対象経費

製品等の事業化に要する開発・改良・実証実験経費、販路開拓経費が補助対象経費で、具体的には、以下になります。

 

・原材料,副資材費
・外注委託費
・直接人件費
・不動産賃貸費
・設備導入費
・産業財産権出願費
・展示会参加費
・イベント開催費
・広告ツール作成費
・広告掲載費

3.ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業の申請

(1)応募スケジュール

・募集期間: 令和6年6月13日(木)~ 令和6年11月22日(金)
・申請受付: 令和6年11月13日(水)~11月22日(金)(土日祝除く)
・事業開始: 令和7年4月1日
・支援期間: 令和7年4月1日から最長2年間

 

本補助事業では募集期間は約5か月ありますが、申請書の受付期間が約1週間と短いため注意が必要です。

(2)申請の流れ

申請の流れは以下の通りです。

 

①事前説明会への参加
②応募書類の作成
③申請希望・予約

 

今回のコラムは以上となりますが、応募条件や重要なポイントを知りたい方はこちらから続きをご覧ください。

 

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