製造業における人手不足の状況は非常に深刻です。
そのため、システムやIT技術を活用した自動化や業務効率化のニーズが高まっています。
本記事では、人手不足に悩む中小企業が活用できる「中小企業省力化投資補助金」について、導入可能な製品紹介します。
中小企業省力化投資補助金とは
中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業が生産性を向上させるための支援制度です。
この補助金の目的は、省力化や自働化を通じて働く環境を改善し売上拡大や、付加価値額を高め、賃上げにもつなげることを目指します。
主な特徴
・「カタログ」から選んだ汎用製品の導入費用の一部補助 |
製造業のカテゴリー紹介
補助金の対象製品は『製品カタログ』から製品を選ぶ方式で、2024年9月27日現在で25カテゴリー、159の製品が登録されています。
各カテゴリーは使える業種が決まっており、製造業で利用できる主なカテゴリーは以下の通りです。
・清掃ロボット ・配送ロボット ・自動倉庫 ・検品・仕分システム ・無人搬送装置 (AGV・AMR) ・オートラベラー ・丁合機 ・段ボール製造機 ・近赤外線センサ式 プラスチック材質選別機 ・デジタル加飾機 ・印刷紙面検査装置 ・鋳物用自動バリ取り装置 ・蛍光X線膜厚測定器 ・自動裁断機 |
申請フロー
申請のステップは以下の通りです。
①補助金の理解
「公募要領」を確認し、補助金制度の概要、対象経費、スケジュール、補助対象事業者に該当するかを確認します。
②gBizIDの取得
電子申請のためには、gBizIDプライムアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合は「gBizID」から取得します。
③カタログから製品選定
「製品カタログ」から、希望する対象製品を選びます。
④販売事業者の選定
対象製品に対応する「販売事業者一覧」から販売事業者を選び、連絡を取ります。
⑤販売事業者と共同申請
販売事業者と共同で事業計画を策定し、申請受付システムで共同申請を行います。詳しい申請フローは、「中小企業省力化投資補助金の申請方法を徹底解説」の記事をご確認ください。
今回のコラムは以上となりますが、扱っている具体的な製品や申請にあたっての注意点を知りたい方はこちらから続きをご覧ください。