製造業必見!2024年12月時点で中小企業省力化投資補助金で活用できる製品を紹介


 

現在、日本では少子高齢化や都市部への人口集中の影響で深刻な人手不足により、業務効率化や生産性向上が課題となっている製造業が増えています。

 

こうした状況を受け、IoT設備や自動化設備の導入を支援する制度が「中小企業省力化投資補助金」です。

 

本記事では、この補助金の対象製品のうち、製造業が活用できる製品を2つ紹介します。

1 中小企業省力化投資補助金とは?

 

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業がIoTなどの設備導入を通して生産性を向上する取り組みを国が資金面から支援する制度です。

 

この補助金は、カタログから省力化製品を選択するため、簡易で迅速に設備導入を行うことで、生産性向上や売上拡大が見込める制度です。

中小企業省力化投資補助金の概要は以下の通りです。

 

・申請条件:人手不足の課題を持つ中小企業
・対象経費:「省力化製品カタログ」から選択
・補助率:1/2以下
・補助上限額:1000万円(特別枠の場合1500万円)

2 製造業での活用事例

中小企業省力化投資補助金では、他の補助金と異なり導入設備を「省力化製品カタログ」から選択する必要があります。

 

「省力化製品カタログ」では、カテゴリーごとに対象業種が定められており、12月13日現在製造業では24カテゴリーが登録されています。
2つの商品をご紹介します。

 

①オートラベラー

 

オートラベラーは、製品や製品パッケージなどに粘着ラベル(シール)を自動的に張り付ける装置です。

 

手張り作業では一枚当たり10秒程度の時間を要していましたが、オートラベラーでは完全自動化となり1枚当たり2秒程度の時間に短縮されます。

 

②複合加工機

 

複合加工機は、回転工具主軸や工作主軸、工具マガジンを備えた数値制御工作機械です。工具を自動交換でき、段取り替えなしで旋削、フライス削り、中ぐり、穴明け、ねじ切り、ホブ加工など複数の加工を行えます。

 

段取り替えが不要なため、夜間の連続運転が可能で、生産効率が向上します。また、ワーク取付誤差による精度のばらつきを抑え、自由な角度からの加工が可能になることで、歩留率や加工精度の向上、加工時間の削減といった効果が期待できます。

 

 

今回のコラムは以上となりますが、ほかに活用できる製品や制度の詳細を知りたい方はこちらから続きをご覧ください。

 

製造業必見!2024年12月時点で中小企業省力化投資補助金で活用できる4つの製品を紹介

 

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