土日祝日対応のファクタリング5選【2025年版】


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ファクタリングは急ぎの資金調達に利用することが多いため、土日祝日も対応してくれるか、24時間対応してくれるかといった点が気になるところでしょう。

本記事では、土日祝日も対応してくれるファクタリング業者の紹介、土日祝日に振込してもらうコツを解説します。

土日祝日に対応のファクタリング業者5選

土日祝日に対応のファクタリング業者

土日祝日に対応しているファクタリング業者はあまり多くありませんが、代表的な業者としては「ラボル」をはじめ、以下の5社があります。

  1. ラボル
  2. ファクタリングベスト
  3. 株式会社JTC
  4. GoodPlus株式会社
  5. えんナビ

土日祝日対応のファクタリング業者には、土日祝日の入金に対応可能な業者と、土日祝日は受付・審査のみ可で入金は平日(翌営業日)になる業者があるので注意しましょう。

ラボル

ラボル
入金速度 最短60分
審査通過率 非公表
手数料 10%
利用可能額 1万円から
必要書類 本人確認書類・請求書・取引エビデンス(担当者とのメール・契約書など)
利用対象者 個人事業主

ラボルは24時間365日即時振込が可能なファクタリング業者です。審査だけでなく入金も土日祝日に対応しています。

個人事業主向けの少額ファクタリングを専門とする業者で、1万円から利用可能となっています。審査はWebで完結し、非対面で審査から入金まで対応しています。

新規取引先の売掛債権でも買い取ってもらえるのもラボルの魅力です。

ファクタリングは売掛先の信用が重要です。継続した取引がある売掛先でないと利用できないのが一般的ですが、ラボルならその心配はありません。また、開業したばかりで実績がない事業主でも利用できます。

手数料は一律で10%です。手数料が一律であることは入金額が計算しやすく便利です。

しかし、ファクタリング業者によっては手数料10%以下で2社間ファクタリングを利用できることもあります。土日祝日の入金を重視するか、手数料を重視するかによって、ラボルを利用するか決めるとよいでしょう。

また、ラボルが取り扱っているのは売掛先が法人の債権のみです。

売掛先が個人事業主(個人間)の取引の場合は利用できないので注意しましょう。

ラボルのお問い合わせはこちら

ファクタリングベスト

ファクタリングベスト
入金速度 最短3時間程度
審査通過率 90%〜
手数料 利用するファクタリング業者による
利用可能額 利用するファクタリング業者による
必要書類 利用するファクタリング業者による
利用対象者 法人のみ

ファクタリングベストは、優良なファクタリング業者4社の相見積もりを出すサービスを提供している会社です。ファクタリングベスト自体は売掛債権の買取は行わず、あくまで見積もりを出すだけになります。見積もりを出した後はファクタリング業者から個別に連絡がきます。その後、ファクタリング業者と直接交渉する流れになります。

自分で複数のファクタリング業者に問い合わせて見積もりを取るのは大変ですが、ファクタリングベストなら最短数分で行うことができます。審査通過率90%以上の優良なファクタリング業者の中から相見積もりを出すため、質の低い業者を紹介される心配もありません。

土日祝日に審査・入金してもらえるかどうかは、ファクタリング業者によります。入金速度に関しては、ホームページによると最短3時間程度となっています。

ファクタリングベストのサービスは大変便利ですが、個人事業主は利用できないのが注意点です。

ファクタリングベストのお問い合わせはこちら

株式会社JTC

株式会社JTC
入金速度 最短即日
審査通過率 非公開
手数料 1.2%~10%
利用可能額 100万円~
必要書類 請求書、通帳コピー、商業登記簿謄本、印鑑証明、決算書
利用対象者 (年商7000万円以上の)法人、個人事業主

JTCは、土曜・日曜・祝日も問い合わせ・契約対応が可能です。通常の金融機関や他のファクタリング会社では平日のみの対応が一般的な中、週末や連休中に急な資金繰りが必要となった場合にも、迅速に対応してもらえる体制が整っている点は大きな強みです。

最短即日での資金調達が可能であり、審査も非常にスピーディです。審査通過率の具体的な数値は公表されていないものの、設立以来1万件を超える取引をこなしてきたという信頼性の高さがあります。特に「決算がまだの会社」や「法人1期目でも売掛債権があれば契約可能」など、柔軟な審査姿勢がうかがえます。

気になる手数料については、他社に比べて低水準の1.2%〜10%に設定されています(2社間ファクタリングの場合)。利用可能額は、100万円から上限なしとされており、少額から高額まで柔軟に対応。売掛債権の範囲内での資金調達となるため、実際の取引状況に応じた現実的な資金確保が可能です。

利用対象者は、年商7,000万円以上かつ掛売り取引のある企業が基本ですが、個人事業主でも取引先の同意があれば利用可能です。

株式会社JTCの公式HP

GoodPlus

GoodPlus株式会社
入金速度 最短90分
審査通過率 90%以上
手数料 5%~15%
利用可能額 非公開
必要書類 通帳コピー3か月分・請求書・本人確認書類・決算書
登記簿謄本(契約時に必要)・印鑑証明書(契約時に必要)
利用対象者 法人・個人事業主

GoodPlusは、土日祝日も8:30から20:00まで申し込みを受け付けているファクタリング業者です。入金も土日祝に対応しているかどうかはホームページには明記されていません。

GoodPlusは、余計な広告費や人件費を削減することで、5%から15%という低い手数料を実現しています。

他社からの乗り換えで手数料を5%優遇するサービスも行っており、手数料の安さに自信があることがうかがえます。医療・介護報酬の債権買取も取り扱っており、クリニック・調剤薬局・デイサービスなどの経営者も利用可能。

経営コンサルタントの紹介、補助金・助成金の申請サポートを行っているのもGoodPlusの特徴です。

ファクタリングは利用しすぎると手数料がかさんでかえって資金繰りが悪化することがあります。GoodPlusを利用することで抜本的な資金繰り改善もフォローしてもらえます。

審査時に決算書の提出が必要であり、提出書類がやや多いのが注意点です。しかし、総じて利用しやすいファクタリング業者だといえます。

えんナビ

えんナビ
入金速度 最短1日
審査通過率 非公開
手数料 5%~
利用可能額 50万円~5,000万円
必要書類 請求書・3か月分の通帳
利用対象者 法人・個人事業主

えんナビは、メールや電話での受付を24時間365日受け付けているファクタリング業者です。入金に関しては、公式サイトによると「最短1日」という記載です。土日も含めて1日で入金可能かは明記されていません。土日に入金までしてほしい場合は問い合わせて確認してみましょう。

えんナビは3社間ファクタリングも取り扱っているため、即日入金でなくてもいいから手数料を安くしたいという方にもおすすめです。必要書類は請求書と3か月分の通帳です。決算書などは必要ないため準備しやすいでしょう。法人・個人事業主ともに利用できます。

えんナビは全体的に便利なファクタリング業者だといえます。一方で、注意点としては最低取引額が50万円と高いことです。債権額が小さい小規模事業者は利用しにくい可能性があります。

少額利用を希望している方は上記で紹介したラボルがおすすめです。

ファクタリングで土日に入金してもらうコツ

ファクタリングで土日祝日に振込してもらうには、以下の2点を押さえておくことがポイントになります。

他にも、「書類を早めに用意しておく」「オンラインファクタリングを選ぶ」など細かいポイントがありますが、ここでは特に重要な2点について解説します。

即日入金が可能なのは2社間ファクタリングのみ

即日入金が可能な2社間ファクタリングを図解

ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。ファクタリング即日で入金が可能なのは2社間ファクタリングのみとなります。

2社間ファクタリングとは、ファクタリング業者とファクタリング利用者の2社間で行うファクタリングのことです。売掛先は関与しないのが特徴です。

3社間ファクタリングとは、売掛先の承諾を得たうえで、ファクタリング業者とファクタリング利用者、売掛先の3社で行うファクタリングのことを指します。

3社間ファクタリングは売掛先の承諾を得る手続きに手間がかかるため、即日入金が難しくなります。よって、即日入金を希望するなら2社間ファクタリングを利用するのが賢明です。

債権譲渡登記が必要なファクタリングは避ける

債権譲渡登記の提出を求められる理由を図解

2社間ファクタリングは債権譲渡登記を行う場合と行わない場合があります。債権譲渡登記には数日かかります。即日入金を希望する場合、債権譲渡登記が不要なファクタリングを利用しましょう。

債権譲渡登記とは、債権を譲渡した事実を登記して公に示すことです。商業登記や不動産登記などと同じように、法務局で申請して登記します。

民法第467条によると、債権を譲り受けた時は、債務者に承諾を得るか通知をしないと、自分が新しい債権者になったことを主張できないと定められています。しかし、2社間ファクタリングは債務者である売掛先が関与しないため、通知や承諾ができません。

そのため、2社間ファクタリングは譲り受けた債権を他の者に二重譲渡される危険があり、ファクタリング業者にとってリスクのある取引となります。

しかし、債権譲渡登記をしておくことで、債務者への通知や承諾がなくともファクタリング業者が新しい債権者になったことを主張できます。これが2社間ファクタリングで債権譲渡登記が求められることがある理由です。

債権譲渡登記をしない2社間ファクタリングは、手数料が高くなる場合があります。他にも、審査に通りにくくなる場合があるなど不利な面があります。しかし、即日入金したい方は、登記不要なファクタリングを選ぶことが必須です。

登記不要な2社間ファクタリングを提供している業者は比較的多いため、探すのに苦労することは少ないと考えられます。また、個人事業主は債権譲渡登記ができず、登記不要な2社間ファクタリングしか利用できません。

必要書類が少ないファクタリング業者がおすすめ

必要書類が少ないファクタリング業者のメリットを図解

ファクタリングの審査に必要な書類は業者によって異なります。即日入金を希望する方は、ファクタリングおすすめは必要書類の少ない業者です。

特に、登記簿謄本や印鑑証明書など、役所に取得しに行かなければならない書類は入手に手間がかかり、即日入金が難しくなります。

ファクタリングで必要になることが多い書類は、「代表者の本人確認書類」「請求書・注文書」「通帳のコピー」などです。業者によってはこれらと合わせて決算書などが必要な場合もあります。

一般的に、上記で挙げた書類の中から2種類か3種類程度の提出を求められるケースが多いです。提出書類が3種類以下なら、必要書類の少ない業者と思っていいでしょう。

同じ業者でも、ケースバイケースで必要書類が変わることもあるので注意が必要です。特に、売掛先の信用度が低い場合や初回利用時などは必要書類が多くなることがあります。

土日祝日対応のファクタリングに関するFAQ

QuQuMoのファクタリングは土日対応していますか?

QuQuMo(ククモ)のファクタリングは、土日祝日の営業は行っておらず、審査や入金などの対応も基本的には休止となっています。したがって、急ぎの資金調達を検討している場合は、平日中にすべての手続きを完了するのが理想です。ただし、相談やファクタリングの申請については、Webフォームやメールを通じて24時間365日受け付けているため、申請自体は土日祝日でも可能です。

実際の審査や振込は休業明けの平日に行われますので、週末や祝日前に申請する際は、余裕を持って準備することが重要です。

ペイトナーファクタリングは土日対応していますか?

ペイトナーファクタリングの営業時間は平日の10:00〜19:00となっており、土日祝日は完全に休業日です。このため、土日や祝日に審査や入金を希望しても対応してもらうことはできません。

急な資金ニーズがある場合でも、週末をまたぐタイミングで申請してしまうと、実際の入金までに数日かかる可能性があるため注意が必要です。特に、月末や連休前などは申し込みが集中しやすく、対応に時間がかかることもあるので、できるだけ早めの申し込みを心がけましょう。

事前に準備しておくべき書類はありますか?

はい、ファクタリングの申請に際しては、以下のような基本的な書類を事前に準備しておくとスムーズな対応が可能です。

  • 取引先への請求書
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 通帳のコピー(入出金の確認のため)

とくに初めてファクタリングを利用する場合や、土日祝日に申請のみ行う予定がある場合には、これらの書類を前もってそろえておくことが大切です。

また、法人の場合には登記簿謄本や印鑑証明などの公的書類が追加で必要になるケースもあるため、時間に余裕を持って準備しておくと安心です。これらは取得までに日数を要する場合もあるため、必要書類のリストを事前に確認することが望ましいです。

初めての取引でも土日祝日の入金は可能ですか?

一部のファクタリング会社では、初回の取引でも土日祝日に入金されるケースがあります。ただし、これはあくまでも例外的な対応であり、審査がスムーズに完了し、必要書類がすべて揃っている場合に限られます。

初回取引では、通常よりも信用調査やヒアリングが丁寧に行われるため、どうしても時間がかかりやすい傾向があります。そのため、事前に必要書類を万全に揃え、できれば平日のうちに審査を済ませておくのがベストです。

また、継続的にファクタリングを利用する予定がある場合は、普段から会社との信頼関係を築いておくことで、いざという時に柔軟な対応をしてもらいやすくなります。無理のない範囲で、早め早めの準備とコミュニケーションを意識することが成功のポイントです。

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