今回、QuQuMo(ククモ)を運営する株式会社アクティブサポート代表取締役社長の「羽田光成様」にお話を伺いました。
2017年にファクタリング事業へ参入したQuQuMo(ククモ)は、今や業界でも高い知名度と実績を誇っています。
サービスの差別化が難しいファクタリング業界において、多くのユーザーから支持される人気の秘訣について見ていきましょう。
QuQuMo(アクティブサポート)の成り立ち・経緯
まずは、ファクタリングを知ったきっかけや参入した背景について聞かせてください。
私は元々、建築業・不動産業界で働いていました。その時、業界の関係者から支払いサイトの長さについて相談を受けていました。資金繰りの改善について調べる中でファクタリングの存在を知り、建築業者のサポートができるファクタリング業界への参入を決めました。
ファクタリングの利用者の多くは建設業関係者です。羽田様ご自身も建設業界出身ということもあり、建設業における資金繰りの難しさを肌で感じていらっしゃるようです。
ファクタリング業者が教えるファクタリングの利点・欠点
ファクタリングを利用するメリットとデメリットを教えてください。
ファクタリングの一番のメリットは、資金調達のスピードの早さです。通常、金融機関からの融資は数か月かかることがありますが、ファクタリングは当日に入金することもできます。デメリットとしては、手数料の高さが挙げられます。審査スピードが早い分、他の資金調達方法に比べて手数料が高い傾向にあります。
ファクタリングのメリットは、やはり入金までのスピードの早さのようですね。個人事業主や会社を経営していると急な出費が発生し、現金が足りないといったことがよくあります。
そんな時に、ファクタリングサービスがあるのは心強いですね。一方で、ファクタリングの手数料の高さは気になります。ファクタリングは、メリットとデメリットを踏まえて上手く活用するのがよさそうです。
ファクタリング業界は年々手数料が下がっている傾向
昔と比べてファクタリング事業に変化はありますか?
昔は、ファクタリング手数料が高く、中には30%の手数料を取る業者もありました。現在は、大手金融機関の参入等により手数料が下がり、ファクタリングがより身近になりました。また、オンライン手続きで完結するサービスや建設業以外の利用者の増加などが変化として感じられます。
たしかにファクタリングは、一昔前は少し怪しいイメージがありましたね。今では、有名な金融機関もサービスとして展開しているため、安全なイメージが付きつつあるようです。
今後も、多くの企業がファクタリング事業に参入することで、手数料が下がり以前より利用しやすくなるかもしれません。
続いては、QuQuMoのサービスについてお伺いします。
QuQuMoはお申し込み者の9割がオンライン契約を実施
対面契約と非対面(オンライン)の割合はどのくらいでしょうか?
オンラインでの契約が9割近くです。対面契約する方は、かなり少数ですね。対面を希望する方は、事務所の近くにお住いの方やご高齢の方などです。直接会って契約をしたい方が一定数いらっしゃるようです。件数としては少ないですが、売掛債権の大きい場合は、直接会うこともあります。
事務所から遠い人や忙しい人にとってはオンラインで契約できるのは便利ですね。実際に多くの人はオンライン契約を利用しているようです。一方で、対面契約もできるため、手続きに不安のある方は利用してみるのもいいかもしれません。また、売掛債権が大きい場合は、ファクタリング業者としても対面してやり取りをした方が、お互いに信頼しやすいようです。
利用者で最も多いのは建設関係者!続いてITエンジニア
建設業以外で利用者数の多い業種を教えてください。
ファクタリングの最も多い利用者は建設関係者です。その他の多い業種としては、運送業・製造業・通信事業(キャリア事業・携帯販売等)ですね。最近では、ITのフリーランスエンジニアも目立ちます。
基本的に支払いサイトの長い業種の方の利用が多いようです。ITフリーランスの利用も増えており、個人事業主としての資金繰りの難しさが伺えます。
2万円からの少額買取に対応!最高は6,500万円の実績あり
QuQuMoの買取額について教えてください。
買取額は、最小で2万円です。最も高い買取額は6,500万円です。中央値は約180万円です。
QuQuMoは、少額債権から高額債権まで幅広く買取を行っています。高い買取実績があるファクタリング業者は、資金力が豊富であることが分かります。資金力の豊富さは、ファクタリング業者として安心できる材料の一つになります。
業者側のリスクもあるため売掛債権は掛け目90%で買取を実施
売掛債権の掛け目何%で買取を行っていますか?
基本的にお客さんのご要望次第ですが、原則90%で買取をしています。
請求書の額面に記載されている満額を買い取ることは無いようです。ファクタリングを検討している方は、請求書の90%を資金調達できると考えておきましょう。
3社間ファクタリングだと手数料が0.7%で契約したケースも
QuQuMoの手数料について教えてください。
QuQuMoには下記のとおり3つのプランがあります。プランによって手数料が変わります。信頼性の担保ができるプランの方が手数料が安くなります。
- 2社間の登記なし
- 2社間の登記あり
- 3社間ファクタリング
QuQuMoの手数料は1%〜と業界の中で安めの水準です。過去には、0.7%での買取実績もあるそうです。売掛の信用力の高さや登記の有無等によって手数料が変わってきます。
審査時に最も重要視しているのは直近3ヶ月分の入出金履歴
審査時に最も重要視している基準はどこでしょうか?
主に「3ヶ月分の通帳の入出金」と「ファクタリングの利用実績」を重視しています。
ファクタリング業者は、少ない書類で申し込み者の返済可能性を判断しなければなりません。
そのため、通帳の入出金や他社を含めたファクタリングの利用実績がチェックされるようです。なお、他社のファクタリングの利用実績はあくまでも判断材料の一部です。
審査落ちを回避するには請求書に付随する発注書や注文書の提出
審査落ちしないためにはどうすればいいですか?
請求書に加えて、付随する注文書や発注書を用意すると信頼性が高まります。また、通帳上に使途不明金が少ないことも重要です。
審査落ちしないためには、請求書の信頼性の担保をすることが重要なようです。
審査通過した場合は8割が即日入金!最短2時間で入金完了
当日に振込を実行する確率はどのくらいですか?
審査を通過した方の8割は当日中に入金しています。
急に現金が必要となった時、当日に入金されるのは嬉しいポイントですね。書類の不備等で入金が遅れることもあるので、注意しましょう。
株式会社アクティブサポートの代表取締役社長の羽田光成様にファクタリング業界やQuQuMoのサービスについて伺いました。
今回、複数社にインタビューさせていただいた中でも、最も丁寧に回答してくださいました。スタッフの方の対応も含めて、安心できる会社であると言えます。ファクタリングを検討している方は、QuQuMoに相談してみましょう。