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異能な人を政府が支援する補助金とは?

photo by Celestine Chua

「異能vation プログラム」の公募が5月15日から始まりました。

ICT分野(情報通信分野)において、ユニークな開発を行う個人に対し、300万円という補助金が支給されるこのプログラム。通称「変な人」プロジェクト。

そのネーミングによって、昨年非常に話題となりました。

ちなみに昨年度の受賞者には、一番最後まで機能が残るといわれる耳に着目した「耳で5感を感じコントロールできる耳飾りの研究」や、死後の概念を変えるかもしれない「人の遺伝子情報を他の生命体の遺伝子情報内に保存する研究」、「ヒト型ロボットに眼力(めぢから)を与えるための研究」など実にユニークな研究が採択されました。まるでドラえもんや星新一の世界のようだなと思ってしまいました。

特に私が注目したのは、協力・協賛企業紹介プログラムです。採択されない場合でも、応募者はこのプログラムに応募し、協力・協賛企業と提携できる可能性があるそうです。世界を変えるアイデアをお持ちの方はぜひご応募ください!

応募期間は5月15日~6月25日となっています。

http://www.inno.go.jp/

 

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補助金申請書のホントのトコロ(1):ネット販売の「商圏は無限大」はありか?なしか?

こんにちわ。「みんなの助成金」運営事務局です。

今回から、不定期に補助金申請に関するホントのトコロ・・・現場の生の情報をお届けしてまいります。

第一回目は、「商圏」についてです。

そもそも商圏とはいったいなんでしょう?

・商圏:「ある商業施設が影響を及ぼす地理的な範囲」(Wikipedia)ということになります。事業展開をする上で、その立地条件、ニーズ分析いろいろな調査をするわけですが、それでは、インターネット・サービスにおける「商圏」とは??

インターネットの店舗には商圏というものが存在せず、結果的に「商圏は無限大」といった表現になってしまいます。審査員からすると、なんとなく具体性に欠けるようなイメージを持たれはしないか?そのような不安感を持った方もいるのではないでしょうか?

実際の申請書を作成したことがある複数の方にヒアリングをしたところ、「商圏は無限大」といった書き方でも採択されている方は多数いらっしゃいました。ただ、共通していたのは、「事業テーマが具体的且つ明確であること」でした。申請書で言うならば、事業テーマとは木の幹にあたると言えます。この部分がしっかりしていることが重要であり、審査員もまさにそこを見ているのです。

ただ、昨今、どの補助金でも申請書のレベルが非常に上がっているようです。

補助金申請を考えた時に、革新性、地域への貢献性といったところをいかに表現するのか。インターネット販売の場合も、「商圏は無限大」とただ書くだけでは厳しいフェーズに来ているような気がします。
そんな時こそメインの事業テーマの肉付けについてよりシビアな目で見ることが重要なのではないでしょうか。

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