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製造業の事業承継で活用できる補助金を解説!

経営者の高齢化にともない、事業承継を進めている会社が増えてきています。

ただし、製造業の場合は、様々な費用が発生することで、事業承継へのハードルが高くなってしまいがちです。

そこで今回は、製造業で事業承継の際に活用できる補助金について解説していきます。

事業承継で活用できる補助金

事業承継の際に活用できる補助金についてお伝えします。

事業承継・引継ぎ補助金

事業承継・引継ぎ補助金は、事業承継を行う中小企業を支援するための補助金です。

申請類型は、以下のとおりです。

 

後継者が新たに別の法人を立ち上げて、既存会社から事業を引き継ぐ場合は「創業支援型(I型)」

今の会社のままで新たに経営者に就任した場合は「経営者交代型(型)」

M&Aで事業を売却・譲渡する場合は「M&A型(Ⅲ型)

ものづくり補助金

ものづくり補助金とは、生産性向上や業務効率化を目的に、新たに機械装置の購入やシステム構築の際にかかる費用を支援するための補助金です。

ものづくり補助金には、審査の際に有利に働く加点制度があり、その中の一つに「創業・第二創業まもない事業者(5年以内)があります。

 

新たに法人を立ち上げて、既存会社から事業を引き継ぐ企業はもちろんのこと、今の会社で新たに経営者が就任して、既存事業とは別の事業を始める場合(第二創業)も、加点の対象となります。加点がつけば、通常の申請よりも採用の可能性が高まるため、ものづくり補助金を検討するという方法もあります。

 

今回のコラムは以上となりますが事業承継の課題や活用できる補助金の金額など知りたい方はこちらから続きをご覧になれます。

製造業の事業承継の現状と課題、活用できる補助金を解説を読む

 

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ものづくり補助金17次公募 省力化枠を解説!

 

2023年12月28日にものづくり補助金の公募要項が新たに出ました。

そこで今回は、新設された公募枠やその補助金額など最新の情報を解説いたします。

1.ものづくり補助金とは

新商品・サービスの開発、生産プロセスの効率化などを目的とした設備投資の際に活用できる補助金です。

なお、現在、公募中なのは省力化(オーダーメイド)枠のみとなっています。

2.省力化(オーダーメイド)枠

人手不足解消のためにデジタル技術を活用したオーダーメイド設備の導入で生産プロセス等の効率化を図る事業が対象になります。

ここでいうデジタル技術とは、AIやロボットセンサーなどを指し、例えば、自社の生産工程にロボットを導入して自動化を実現することが想定されています。

3.補助金額・補助率

補助金額

補助金額は以下の通りです。

従業員5人以下  750万円(1,000万円)
従業員6人~20人  1,500万円(2,000万円)
従業員21~50人  3,000万円(4,000万円)
従業員51~99人  5,000万円(6,500万円)
従業員100人以上 8,000万円(1億円)

※( )は、大幅な賃上げに取り組む場合の金額となります。

補助率

通常は1/2の補助率です。

なお、従業員数や会社の状況によって、2/3になる場合があります。

今回は以上となりますが、具体的な変更点を知りたい方はこちらから続きをご覧になれます。

ものづくり補助金17次公募 省力化枠を解説を読む

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補助金申請実践講座 プレセミナー開催決定!【1/23日・31日】

この度、下記の要領で補助金申請をサービス化したい士業のための講座「補助金申請実践講座」のプレセミナーを開催することとなりました。

人気の補助金であるものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金を中心に申請に付いて実践的に学びつつ、IT導入補助金や今年創設される最新補助金の知見も得られる「補助金申請実践講座」。

いよいよ次回で5回目の開催となります。

そこで今回は、当講座の受講を検討されている方向けに、無料のオンラインプレセミナーを企画致しました。

 

2024年度の補助金最後に少しだけ講座の案内をさせて頂きますが
無理な勧誘などは一切ございません。

プレセミナー実施概要

  • 対象:補助金申請支援をサービス化したい士業やコンサルタントの方
       ※補助金を申請したい経営者・個人向きではございませんのでご注意ください。
  • 内容:
    -補助金ビジネスについて
    -2024年度の補助金概要
    -講座の説明と申込方法

 

  • 日程:1月 23日 (火曜日) 17:00~18:00
    1月 31日 (水曜日) 10:00~11:00

お申込みについて

以下のリンクよりお申込み下さい。
https://form.run/@go-al-SqnjbcJJuABGyAiCvBrx

 

※23日開催分の締切は、23日12:00までとさせていただきます。

 

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【ものづくり補助金】 採択事例紹介③ 〜AIシステムの活用事例編〜

今回はAIシステムをものづくり補助金で導入した事例を紹介します。

 

ものづくり総合サイトの「成果事例のご紹介」に掲載されている事例ですが、ものづくり補助金でAIシステムの導入を検討されている方の申請にお役立ちできるかもしれません。

 

どのような状況でAIシステムを導入して結果を出すことができたのか。参考にしてみてください。

事例1

久慈バイオマスエネルギー株式会社

 

事業:大規模園芸団地の新規集客に向けた熱供給サービスの拡充

 

概要:木質バイオマスを利用した熱供給サービスを受けるしいたけ栽培農家に対し、夏季の栽培ハウス冷気供給システム構築により、安定生産を実現。同時に園芸団地での定常運転時の省人化と作業の効率化を図った。

課題:
①品質が低下してしまう夏でも安定した熱供給が必要なこと。
②熱供給サービス施設の運転監視員の省人化。

活用:熱需要予測AIを導入することにより、AIが日々変動する熱需要を自動で予測し最適な熱供給を可能にした。

成果:
①夏でも品質を維持したまま最適な熱供給を実現。
②運転監視員の省人化を実現。

 

今回のコラムは以上となりますが、

他の具体的な活用事例について知りたい方はこちらからご覧になれます。

【ものづくり補助金】 採択事例紹介③ 〜AIシステムの活用事例編〜